先週の教室ではブーケホルダーを使ってブーケの制作をしました。
Gコースの方は基本形の縦長のクレッセント(三日月)型を作りました。
縦長のクレッセントは上品で優雅なので人気の形です。私もこれまでたくさん花嫁様にお作りしてきました。
縦長の形なので下に挿す花の分量の方が多く、フォームの挿し口が狭いので挿すのが大変そうでしたが、どなたも綺麗な流れを表現できていました。
ブライダルで使用する時はなるべく挿し直しをしないようにしながら位置を決め、全ての花材にアクアグルー(生花用接着剤)を付けて固定しながら作ります。
Pコースの方はブーケのアウトラインに囚われずに素材の形を生かしたブーケを制作しました。
グレイスラルのテキストの方達の作品 ボヘミアンブーケをご紹介します。
アランセラやアイビーなどラインの美しいものは長く使い、高低差を付けながら花材を挿し、アクセントに高級感のあるレース編みのリボンを入れました。
次にご紹介するのは土曜日のコンフィラルのテキストの方達のグラマラスブーケです。
存在感のあるバンダやドラセナコンパクター、数種のバラをグルーピングしながらコンパクトに入れ、ドラセナの葉で立体感や動きを足して作りました。写真では伝わりにくいですが、とても力強く豪華なブーケがたくさん出来上がりました。
ブーケホルダーを使って制作すると、フォームがセットできないような口の細い花瓶にもお花を飾ることができます。花瓶だとできない、下向きや横向きに花を挿すこともできるので便利な資材です。
ブーケホルダーの枠を外すと中身が交換できますので活用して下さい。
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