今週の生花 グレイスラル プロフェッショナルコースのカリキュラムは「フォーマルリニアール」でした。
フォームというのは形、リニアというのは線という意味です。
線の美しいものはそのラインを、形が個性的で面白いものはその形に目が行くような目立つ位置に配置して生けましょう、というレッスンです。
つまり「素材の観察」が重要です。
まずは花材としっかり向き合って、この花材はこんな特徴だからそこが際立つように生けるにはどうしたらよいだろう、とじっくり考えて頂きました。
それからサイズや配色も考慮しながら作品を制作して頂きました。
今回のオンシジウムは花付きが良く、丈も長かったので、あまり細かく切り分けずに大きく伸び伸びと生けて頂きました。その方が線の美しさもよくわかります。
お花の形態をじっくり観察することは、これまで気付かなかったお花の持つ一面を発見でき、お花の持つ魅力を引き出して生ける事が出来るようになると思います。
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