ガラス花器にいける

先日の生け花教室のレッスンはガラス花器に生けるというテーマで生けて頂きました。

ガラス花器は今の季節には清涼感を感じられてとても良いと思います。

ただ花器の中の見える部分も計算していけないといけません。色々なガラス花器で生けて頂いたのでご紹介します。

まずはA・Tさんの作品です。

側面からの写真なので足は良く見えませんが、花器の正面から見ると見えてしまいます。彼女は花器の上の方で直留めをして生け、花器の中にはほんの一本か二本の茎だけがすっきりと見えるように生けられました。

次はM・Oさんの作品です。

彼女は花器の縁をあまり隠さないようにして花器の形もしっかり見せ、花器の形から発想して曲線をたっぷり使って柔らかい感じに生けられました。

こちらはS・Eさんの作品です。

この花器はとても口が小さいので、少量の花材を厳選して生けて頂きました。主張の強いソテツは半分葉を取ってしまって軽い印象にして使われました。シンプルながらも動きと強さのある作品が出来上がりました。

こちらはM・Iさんの作品です。

雲竜柳を丸めたものを花器の中に入れてしまい、線の面白さを見せています。

どなたも花器を生かした涼しげな作品を生けることができました。

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